「何かあったはず」「調査を」=学校側に真相解明訴え−中2女子自殺で両親・東京(時事通信)
2010年 03月 07日
父親(52)は、いじめを把握していないとする学校側に対し、「もっとしっかり調べてほしい」と要望。1日の臨時保護者会では、血に染まった女子生徒のシャツを手に遺書を読み上げて真相解明への協力を訴えたといい、「必ず学校で何かあったと思っている」と語り、厳しい表情を見せた。
母親(53)は「(学校側は)いじめの有無の説明などに終始していた。誠意が感じられず、がっかりした」と話した。校内での出来事や生前の様子は聞けなかったという。
女子生徒はまじめで穏やかな性格といい、「イラストの勉強がしたい」と話していたという。
遺書は遺品の整理中、女子生徒のノートに挟まっているのが見つかった。母親は「小さく縮こまって、絶望しきったような字。周りが信じられなくなっているような感じを受けた」と声を詰まらせた。
【関連ニュース】
・ 中2女子が飛び降り自殺=いじめ示す遺書
・ いじめ把握、取り組み低調=アンケート徹底を
・ 暴力行為、最多の6万件=中高生136人が自殺
・ 米渡航手数料900円、「実質ビザ代」日欧反発(読売新聞)
・ <石巻3人殺傷>少年を再逮捕 殺人と殺人未遂容疑(毎日新聞)
・ 教員の政治活動罰則検討…衆院予算委で首相表明(読売新聞)
・ <裁判員裁判>強殺事件の被告に無期懲役判決 鳥取地裁(毎日新聞)
・ 盗んだ貴金属、地面に埋め“保管” 窃盗容疑でコロンビア人男女3人逮捕(産経新聞)